機長の一万日

田口美貴夫 機長の一万日 ― コックピットの恐さと快感!読了。日本航空のベテラン機長が語る空の逸話。これは面白いエッセイだった。

エッセイはそもそもあまり好きじゃないんだが、好きなエッセイというのもあって、たとえば岩城宏之楽譜の風景フィルハーモニーの風景なんてのは好きだ。「機長の一万日」とは、ともに高度に専門的な職業を持つ人が、その職業にまつわるお話をまとめたもの、という点が共通かな。お話の聞かせ方もうまい。手軽に好奇心を満たせる。

まぁエッセイが嫌いだと思った理由は、たぶん教科書に出てくる二大エッセイ、つまり枕草子と徒然草のせいだろう。共通点は著者が偉そうなこと :)

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://makoto.minoura.org/d/mt/mt-tb.cgi/2

コメントする

このブログ記事について

このページは、みが2005年5月11日 22:16に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「なんとなく」です。

次のブログ記事は「スカイ・クロラ」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。