絶対音感。
数年前のベストセラーをいまさら (ブックオフで105円だった)。そういえば、合唱団にいた頃、絶対音感を持つ人間はまわりにごろごろいた。お寺の鐘やらサイレンやらが音階で聞こえてしまうと言う。あるとき、即興でなんだったかの曲をやることになったとき、ピアノ伴奏を担当した人が、都合で半音だか全音だか下げて演奏したい、と言った。きっと♯だか♭だかがたくさんでてきたのが、下げることによって減ったのかもしれない (曲目すら覚えていないのでよくわからん)。私はそう瞬時に移調できるなんてすごいなーと思いつつ歌っていたのだが、絶対音感野郎たちの中には大混乱に陥っていたのもいたようだ。後でそれを聴いて絶対音感もうらやましくなくなった:)
と言う話を思い出したのでした。この手の話は本書の中にもいっぱい出てきます。
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