未だに「ミッチーの息子」というイメージから抜けきれないが、父親もその昔、たしか自民党が野党になってた頃に小沢に誘われて自民党を離党して首相になろうとしたことがあったと記憶している。このときはミッチーに従う手下が思ったほどいなかったから断念した訳だが、息子の方は (年齢的に手下がいないとはいえ) 同調者ゼロ、ということで憐れを誘うな。
彼は安倍内閣で、首相が力を入れた公務員改革の担当だった頃も四面楚歌、辛うじて後ろ盾の首相自身が味方になってくれている状態だったが、福田居抜き内閣になってからは完全に孤立していて、自民党に愛想を付かすのは分からんでもない。だからこそ誰も付いていかんのだろうが、まあ人望もないんだろう。ミッチーは派閥を率いるくらいの人だったのにね。パフォーマンスも親父の方がだいぶ上だったように思う。
ところで現在の規制改革担当大臣は与謝野馨。彼はそれらしい仕事してるんですかね。公務員改革は完全に止まり、というか後戻りしてる。与謝野が総裁選で負けた頃、著書「堂々たる政治」を読んでこりゃ負けてよかったと思い、同時に与謝野を財政金融兼規制改革担当大臣に指名した麻生首相にもガッカリしていた。例の給付金問題だって与謝野がひっかき回してるだけという気がしてならん。いずれにしても麻生には失望している。まぁ小沢よりは100倍マシだが。
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