住宅街でも見かけるてんとう虫として、ナナホシテントウとナミテントウ (単にテントウムシとも) の2種がある (もっともうちの近所でナナホシテントウを見かけたことはない)。Googleのイメージ検索で「てんとう虫」を調べると分かるように、ナナホシテントウのイメージが浸透しているようだ。
ナナホシテントウはその名のとおり赤地に黒い7つの小さな円形の紋が散らばったもので、すべての個体が同じ柄を持っている。これに対して、ナミテントウのほうは黒地に2つの赤い円形の紋を持つもの、同じく黄色い紋を持つもの、赤地にたくさん (いくつかは数えたことないが、7よりはずっと多い) の紋を持つもの、と実に多彩。どういうことかというと、写真みたいにいっけん違う種みたいな黒地の個体と赤地の個体も普通に交配するし、その結果生まれてくる子供は親の模様にかかわらず黒地に黄だったり黄一色だったりする、ということ。
もしかすると、エンドウマメとか血液型みたいな法則があるのかもしれないけど、エンドウマメの種とかABOとかと比べるとずっとパターンが多いから調べるのは大変そうだ。
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