「参院が56年ぶりに国会同意人事を否決」 (産経イザ!)、という記事を見て、思うところがあったのでそれぞれ前回の議決を調べた。
まず、労働保険審査会委員への再認が不同意となった平野由美子さんの場合、昨年の同時期、第165国会で、社民党の5名を除く各党派の賛成で同意されている。労働保険審査会の委員の任期は原則3年らしいので、補欠だったのかも知れない。前回賛成したのに今回反対した民主・国民新の両党はわずか1年でどうして考えを改めたのだろう。
運輸審議会委員の長尾正和さんと、公害健康被害補償不服審査会委員の田中義枝さんにいたっては、3年前の第161国会で全会一致で同意となっている。民主、社民両党がどうして考えを変えたのか気になりませんか。
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