初生

GWに国際フォーラムを中心とした有楽町・丸の内かいわいで開かれる日本最大級の音楽祭、ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンには、年齢制限なしの公演があるぞ、という情報を事前に前職の先輩から入手していて、チケットを予約していたのででかけた。午前中に一番大きな会場 (ホールA) で開かれる公演が「0歳からのコンサート」と銘打たれている。子供向け、というわけでもなく、青島広志があらわれる程度で普通の演奏会。チビと親がそれぞれ楽しめるコンサートというのはジャンルを問わず稀有なのではないか。

この音楽祭は1公演が1時間くらいと短めの設定になっていて、0歳からのコンサートもそんな感じ。それでもまぁ1歳児には長かったようで、最初のうちこそ他の聴衆にあわせて拍手をしたり、身を乗り出してステージに見入ったりしていたものの、20分くらいで飽きはじめて半ばくらいで寝入ってしまった。5/4、5/5と2度行ったのだが、どちらもそんな感じであった。ちなみに聴衆の子連れ率はかなり高く、小学生くらいのも含めると3分の1くらいだったのではないか。始終遠くから泣き声が聞こえ、乳幼児をかかえた若い男女がホール出口へ走る、そんな感じなので、大人だけで普通に楽しもうと思うと気が散ってしかたがなかったかも知れない。5/5のスティールバンドによるシューベルトなぞ珍しいしね。

音楽祭だけにほかにもいろんなイベントが開かれていて、子供向けのものもあったのだが、諸般の事情で断念。チビがもたなそうな感じでもあったし。来年はもう少し楽しんでくれるかなぁ。

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://makoto.minoura.org/d/mt/mt-tb.cgi/322

コメントする

このブログ記事について

このページは、みが2008年5月 6日 20:30に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「なぞの電話」です。

次のブログ記事は「語彙」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。