その昔親父がGMの自動車に乗っていたのを思い出した。
もう30年も前、短期間ではあったが、父の仕事の関係で米国はテキサス州ヒューストンに住んでいた。ヒューストンでの同僚からかなり古いBuick Rivieraを譲ってもらって使っていた。6リッターだか7リッターだかのエンジンを積んでいて、どう見てもファミリーカーには見えないハードトップだったが、父はこれで通勤し、家族でヒューストンからはるばるニューオーリンズまで出かけたりしていた。わずか3カ月の間にいったい何百リットルのガソリンを消費していたんだろうね。まあ当時は地元でがんがん掘れてた訳だしな。
しかし、政府が (米加で) 7割以上、労組が2割近くの株を持ってて、消費者受けのする「売れる」自動車が作れるとは思えないんだが、どうなんだろうね。
日本じゃシボレーもビュイックもそうそう見かけず、売却されたオペルやサーブのほうが売れているような気がしたので調べてみたら、統計があった。日本じゃ作ってなかったと思うから、輸入車の統計ですべて出てきてると思う。2008年だけ見ると過去の印象とはだいぶ違うな。GMのブランドだと、やはりキャデラックがトップ (でもターゲットがかぶるメルセデスの33分の1)、次いでシボレー、ハマー、という感じで、その下のサーブ、GMC、ビュイック、ポンティアックあたりはフェラーリより下ときた。世界的にはトヨタと僅差で2位だったはずだが、日本ではクライスラーやフォードと比べても全然売れてないんだな。
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