鳩山内閣1カ月。ちと国会軽視が過ぎやしないか。
- そもそも国会が開かれない。特別国会は議長と首相決めただけで閉会。国連総会で演説はしても、国会では所信表明演説すらしてないなんて。
- 国会で民主的な手続きを経て決められた予算などを、政府の一存で軒並みひっくり返す。その時点での支持は失っていたとはいえ、当時の自公政権は、4年前の総選挙で有権者により最大4年の政権運営を任された人々。予算執行停止は大臣の権限でできるのかもしれないが、次から次へと2割分、というのはいかがなものか。それも、当初は無駄遣いをやめる、とか言っていたのに、いつの間にやら自分のやりたいことをやるために何が何でも3兆円、という感じになってしまっている。
- 官僚の答弁禁止。適任の専門家を読んで聞くのが一番いいわけで、それが議員や民間人ならOkで、官僚はダメ、というのはどう考えてもおかしい。官僚の答弁はできるだけ避ける、くらいならわかるけど。結局は政府は官僚の作文を読め、と言っているに等しい気がする。
- 政府と与党の一元化。どこの共産主義国ですか。三権分立って小学校で習わなかったっけ。中学校かな。議員立法の制限なんて国会の存在意義って何?
- なんというか、一部の閣僚以外の言動が見えなくなったなぁ。小沢はたまに出てくるが、小沢ガールズがらみとかのどうでもいい話題ばかりだしな。つか一部閣僚が突っ走りすぎてて鳩山にも抑えきれてないんじゃないか。
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