明石散人「鳥玄坊―時間の裏側」。京極夏彦の一連のシリーズに、中央区一いい男「明石先生」として実名で登場する。
2007年11月アーカイブ
ピエトラ・リボリ「あなたのTシャツはどこから来たのか?―誰も書かなかったグローバリゼーションの真実」。6ドルのTシャツの一生を辿ることで、経済のグローバル化を考察する。
アメリカの綿農家はどうして急速に覇権を握り、それを200年にも渡って維持できたのか、現代中国の「女工哀史」と産業革命期のイギリスに始まる女工哀史の変遷、グローバル化と保護貿易、日本とアフリカでの中古Tシャツ市場。これらの背景にある政治の力とその意外かつ広汎な影響力。自由貿易・市場主義 vs 保護貿易・反グローバル化、という言葉が単に表層を指すにすぎないうすっぺらなものであることがよくわかる。たとえばアメリカの国内産業保護のための輸入枠制度が、事実上中国への10億ドルにも及ぶ援助になっていると同時に、最貧国の産業の保護にもなる一方で、本来の目的には大して役に立っていないことなど、なるほどなぁ、という感じ。勉強になった。
参議院のWebサイトで会議録が公開されましたね。本会議では投票しかしていなくてよく分かりません。11月14日の議院運営委員会で少し話し合われています。民主党の委員が、野党が過半数を占めたから考え直したよ、という主旨のことを述べていますね (社民と国民新は勢力が小さいので委員を出せない。ちなみに共産も)。なんだかよくわかりません。
実は、社民党としては平野氏のみ反対で、長尾氏、田中氏の再任は同意するんだけど、一括で採決だったから3人とも反対、民主党、国民新党は野党共闘を優先して付き合った、ということならそれなりに筋は通ってるなぁとも思ったのですが、そうではないようです。
あと、新型車両が登場するのは来月のダイヤ改正のときだそうで。今は試運転や訓練の期間のようです。
「参院が56年ぶりに国会同意人事を否決」 (産経イザ!)、という記事を見て、思うところがあったのでそれぞれ前回の議決を調べた。
まず、労働保険審査会委員への再認が不同意となった平野由美子さんの場合、昨年の同時期、第165国会で、社民党の5名を除く各党派の賛成で同意されている。労働保険審査会の委員の任期は原則3年らしいので、補欠だったのかも知れない。前回賛成したのに今回反対した民主・国民新の両党はわずか1年でどうして考えを改めたのだろう。
運輸審議会委員の長尾正和さんと、公害健康被害補償不服審査会委員の田中義枝さんにいたっては、3年前の第161国会で全会一致で同意となっている。民主、社民両党がどうして考えを変えたのか気になりませんか。
この辺。apm* at acpi?とかいう呪文が必要らしい。おれのカーネルはGENERICベースだったので (GENERIC_LAPTOPにはこの行がある)、そんなsysctlは生えてなかった。これが噂のAPM shimというヤツか。
混乱を招いてしまうくらい口下手な人物が、最大野党の党首にまでなれてしまうんだねぇ。というより、いくらへりくだっても言論で勝負するはずの政治家が自分を口下手だなんて言っちゃいかんと思う。
どうやら、コメントするときに「確認」というボタンを押して確認操作をしてから投稿すると文字化けするようです。どう化けているかはよく分かっていません (ぐぐっても同じような現象はよくわからない)。申し訳ありませんが、しばらくの間「確認」ボタンは押さないようお願いします。また、最近コメントいただいて化けてしまった方は、お手数ですが再度「確認」しないで投稿いただけると大変嬉しく存じます。
とりあえず新しいエントリでは「確認」ボタンを消しました。
今日医者に行ってPLでも貰ってこようと思っていたら、祝日だったorz